「DXを進めたい」という相談は2020年以降に急増しましたが、2026年になっても「どこから手をつければいいかわからない」という声は変わっていません。ツールの選択肢が増えすぎて、かえって判断が難しくなっている面もあります。CoreBlendexがDX支援の現場で見てきた、最初に整理すべき三つのことをまとめます。

まず「何が一番時間を取られているか」を聞く

DX推進の相談に入る時、最初に聞くのは「何が困っているか」ではなく「何に一番時間がかかっているか」です。この二つは答えが違うことが多い。困っていることは感情的な問題を含みますが、時間がかかっていることは業務の実態を教えてくれます。時間の使い方を可視化するだけで、優先すべき課題が見えてくることがほとんどです。

属人化している業務を特定する

DX推進の最初の壁は、業務が特定の人の頭の中にある状態です。「あの人に聞けばわかる」という業務は、デジタル化する前に文書化が必要です。文書化されていない業務にツールを入れても、そのツールを使えるのも「あの人」だけになります。属人化の解消は地味な作業ですが、DX推進の土台として欠かせません。

ツールを選ぶ前に業務フローを整理する

ツールを先に選んで、後から業務を合わせようとするアプローチは失敗しやすいです。ツールには得意な業務フローがあり、自社の業務フローと合わない場合は、カスタマイズに費用と時間がかかります。業務フローを先に整理し、それに合うツールを選ぶ順序が基本です。この整理に外部の目を入れると、社内では当たり前になっていた非効率が見えやすくなります。

ベンダー選定で注意すること

ツールのベンダーは自社製品を売る立場にあります。それは当然のことですが、複数のベンダーの提案を比較する際に、評価軸が揃っていないと判断が難しくなります。CoreBlendexのDX推進アドバイザリーでは、特定のベンダーとの提携関係を持たない立場から、評価軸の設定とベンダー交渉への同席を行っています。

DX推進は、ツールを入れることではなく、業務の実態を変えることです。何から始めるかを整理したい場合は、初回の無料診断セッションからお気軽にご相談ください。